5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【PSU】朝起きたら自キャラになってたSSスレ2.5

1 :GH450:2007/02/09(金) 01:52:27.91 ID:rlOvMtSD
前スレ落ちてしまったようですので、新たに建てました。
まとめサイトを作りたい方は是非一報入れていただけるとありがたいです。
作るのがいいのかまだ決まってませんし。

単発も歓迎です。

PSU】朝起きたら自キャラになってた、でお話を書くスレ
http://live19.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1158274854/l50

【PSU】朝起きたら自キャラになってたSSスレ2
http://live25.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1161516493/l50


242 :216:2007/08/09(木) 19:27:09.94 ID:JMXM/OBV
「入るよ?」

 返事はなかったけど、僕は扉に力をこめた。
 鍵はかかっていなかった。
 そんなに広くはない部屋に、ベッドが一つだけ置かれていた。
 真白ちゃんはそのベッドの上で毛布をかぶって、うずくまっていた。

「父さんのお見舞いにきたんだけど……真白ちゃんがいてびっくりした」

 喋りかけても、答えてはくれなかった。
 どうしていいかわからなくて、僕は病室の入り口で立ち尽くしていた。
 何が真白ちゃんを傷つけたのか、僕にはさっぱりわからなかった。
 それでもなんとか話そうとして、必死に話題を探してやっと出た言葉は、あまりにも無神経だったと思う。

「病気……なの?」

 真白ちゃんがゆっくりと身を起こして、僕を見た。
 いや、見たというよりは、睨むような強い目線で。
 そして、いつもかぶっていたニット帽をゆっくりと脱いだ。

「……見られたくなかったのに」

 言葉が出なかった。
 いつかテレビで見たあの映像。
 目がパッチリしてて耳が長くて、エルフみたいな女の子。
 他人事だって、僕にはまったく関係ないことだって、興味もわかなかった。
 少しずつ姿が変わっていくなんて馬鹿げてる、そう思ってた。
 まさか真白ちゃんがそうだったなんて、僕は夢にも思っていなかったんだ。

「今日で四日目なんだ」

 僕が初めて真白ちゃんに会ったあの日。
 真白ちゃんは、あの時すでに発症してたんだ。
 気付かなかった。
 毎日少しずつ真白ちゃんの雰囲気が変わっていくことも、適当な理由をつけて気にさえしなかった。
 たまに見せた沈んだ顔の理由も、嫌われたんじゃないかって、僕は自分のことしか考えていなかった。
 
「なんできちゃったの……?」

 瞳がかすかに潤んだ。
 きれいな真白ちゃんの顔。
 でも初めて会った時とも、二回目も、昨日とも、その顔はどこか違っていた。
 僕の知ってる真白ちゃんじゃなかった。
 四日目?
 じゃあ、じゃあ明日……真白ちゃんは?

243 :216:2007/08/09(木) 19:28:33.13 ID:JMXM/OBV
「帰って」

 今にも涙がこぼれそうな目で僕を睨みながら、真白ちゃんがそう言った。
 僕の頭の中はグラグラと揺れて、足が震えて、手が痺れるように痛くて、本当はそうしたかった。
 でも、しちゃいけないと思った。

「帰らないよ」
「帰って!」

 ヒステリックに、叫んだ。
 ボロボロと涙をこぼして、ギュッと毛布を握って。

「見られたくなかったのに! だから昨日バイバイって言ったのに! なんで来たの!? 帰って! 帰ってよ!」

 握った手の甲で涙を拭きながら、真白ちゃんは鬱積したものを吐き出すように叫び続けた。

「帰ってって言ってるじゃない! 一回キスしたくらいでいい気にならないでよ! 帰れ! 帰ってぇ!」

 枕を僕に投げた。
 避けることもできたけど、僕はそこから動けなかった。
  
「こんな顔……私じゃない。……お願い見ないで……帰ってぇ……!」
 
 毛布に顔をうずめて、真白ちゃんは声をあげながら泣き出した。
 真白ちゃんの気持ちとか、ここでとるべき最善の行動とか、僕にはわからない。
 だから僕は、自分の感情に従うことしかできなかった。

「いい気になって悪いか」

 拾い上げた枕を、僕は床に叩き付けた。

「いい気になって悪いか! 初めてだったんだ! 昨日だってそのことばっかり考えてて中々眠れなかった!」

 思えば、こんな風に誰かに怒鳴り散らしたことなんて、生まれて初めてだったと思う。

「ごっこ遊びだけど結婚式もあげた! 僕は真白ちゃんの旦那さんで! 真白ちゃんは僕のお嫁さんなんだ! お嫁さんの側にいたいと思って悪いか!」

 自分でも何を言っているかはわからなかった。
 言い終わるころにはすっかり息が切れて、肩が上下に揺れていた。

「手だして」
「え?」

 驚いたように目を見開いて僕を見ていた真白ちゃんに、近づく。

「手!」
「う、うん」

 ビクッと体を震わせて、恐る恐る小さな手を僕へと差し出した。
 手袋をはいてない手をみるのは、初めてだった。
 僕はポケットに手を突っ込んで、昨日からポケットに入ったままのあれを取り出して、真白ちゃんの手のひらにそっと乗せた。

244 :216:2007/08/09(木) 19:29:59.66 ID:JMXM/OBV
「昨日、買ったんだ」

 薬指にはめるなんてキザなことは、できなかった。

「別に渡せるなんて思ってなかったけど、なんとなく買っちゃったんだ」

 千円札三枚でお釣りがくる、安物の指輪。

「あげる」
「で、でも」

 プレゼントだなんていうにはおこがましい、ちゃちな指輪。
 でも、僕の精一杯の気持ちがこもっていた。

「もらってよ」

 真白ちゃんはじっとそれを見つめて、胸元で大事そうに両手で包み込んだ。

「うん」

 それから少しだけ、話をした。
 朝起きて自分の目が青くなっていたとき、どれだけ絶望したか。
 医者のお父さんが絶対治してみせると入院させたけど、手の施しようがなくて、
 朝起きるたびに耳が長くなって、体型も少しずつ変わっていって、それがどれほど怖かったか。
 僕の前で平静を装うことに、いかに必死だったか。

「本当はね。昨日会うつもりはなかったんだ」

 三日目の朝、真白ちゃんの顔に明らかな変化が現われた。
 でもどうしてもお別れだけは言いたくて、お母さんに生まれて初めての化粧をしてもらって、
 なんとかごまかして、僕に会いに来てくれた。

「なんか違うねって言われたらどうしようって、ドキドキしてた」

 そういって、ちょっとだけはにかんだ。
 僕を想ってくれていることがわかって、うれしかった。
 もう少し僕の勘がするどかったら、僕に思いやりがあれば。
 そう考えてしまうのは今となっては無意味だけど、
 もしそうだったなら、もっと早く、こんな風にお互い素直な気持ちで接することができたかもしれないのに。
 真白ちゃんの不安を知ってようやく、僕は真白ちゃんそのものに触れることができた気がした。
 でもそれは、あまりにも遅すぎた。

「お父さんのお見舞いにいかなくていいの?」
「あ、そっか」
「お父さんきっと待ってるよ」
「うん」

 ゆっくりと、真白ちゃんが用意してくれたパイプ椅子から腰をあげた。

「また明日も来ていい?」
「いいよ」

 ニッコリと笑ってくれた。

「またね」

 僕は病室から出て行った。
 僕たちの最後の明日の約束をして。 

245 :名無しオンライン:2007/08/09(木) 21:39:52.40 ID:RknReZef
F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5F5・・・

F5が足りないぞ!
早く持ってくるんだ!

246 :216:2007/08/10(金) 17:10:11.12 ID:HLkbdZPX
「眠っている間にね、体が変わってるんだって」

 僕は朝早くから、真白ちゃんの病室にいた。
 今日はずっと一緒にいるつもりだった。
 小さいときの思い出とか、忘れたい恥ずかしい話とか、初恋とか、
 普段誰にも話さないようなことを、僕たちはいっぱい話した。
 途中、検査で真白ちゃんがしばらく席を外した。
 その間も僕はずっと病室で、真白ちゃんが戻ってくるのをじっと待っていた。
 真白ちゃんのお父さんは、まだ諦めていないみたいだった。
 真白ちゃんのお母さんも、何度か病室に来た。
 少しだけ話をして出て行って、お菓子とか飲み物を持ってきてくれて、また少しだけ話してから出て行って。
 家族の時間を邪魔しているような気がして席を外そうとしたけれど、
 真白ちゃんのそばにずっといてあげてほしい、とお願いされた。

「じゃあ寝なかったらそのままでいられるの?」
「ううん」

 僕の問いを真白ちゃんは首を振って否定した。
 気付けば、意識的に避けていたこれからの話を、僕たちはしていた。

「夜になるとね、すっごく眠くなっちゃうんだ。寝ないようにしようって毎日がんばってるんだけどねぇ」

 目を細めて、笑う。
 もうその顔には、真白ちゃんの面影なんてどこにも残っていなかった。

「寝てる間に消えちゃうから、苦しくないのがせめてもの救い……なのかなぁ」

 儚げに、窓の外に目線を移した。
 何を話せばいいのかわからなくて、僕も同じように窓の外を眺めた。
 元気出して。
 僕がついてる。
 きっとお父さんが治してくれるよ。
 どんな言葉もうそ臭くて、真白ちゃんには届かない気がした。

「今日は雪、降らないのかなぁ」

 真白ちゃんがポツリと呟いた。
 真っ赤な夕日が、降り積もった雪を眩しく照らしていた。

「雪人くんは雪、好き?」

 こくりと頷く。

「私も好き」

 うれしそうにはにかんだ。
 姿かたちが代わっても、その笑顔だけは真白ちゃんそのものだと、そう思った。


247 :216:2007/08/10(金) 17:11:05.28 ID:HLkbdZPX
「私の真白って名前は雪を連想してつけたってお父さん言ってたし、雪人くんの名前も雪って時が入ってるし、共通点あるよね」
「うん」
「運命的な出会いだったのかも」

 そうだったらいいなと、心から思った。

「私が消えちゃったら……どうなるんだろう」

 血の気がさっと引いて、指先にチリチリと痛みが走った。
 僕が考えたくなかったこと。
 考えようとしなかったこと。
 漫画や小説みたいにきっと奇跡的なことが起こるんだって、そう信じようとしていた。
 真白ちゃんがいなくなるなんて……想像できなかった。
 したくもなかった。

「消えるってよくわからないよねぇ。骨も残らないんだって」
「そ……うなんだ」

 さもなんてことない、と言った調子で真白ちゃんは喋っていた。
 たぶん、僕に気を使ってくれているんだと思う。
 一番怖いんだと思う。
 すごく不安だと思う。
 泣いてしまいたいんだと思う。
 でも僕のために、普通でいようとしてくれている。
 それに比べて、震える声を隠すことも出来ない僕は、なんて弱いんだろう。

「消えちゃって別のものになるのかなぁ。だったら私は雪になりたいな」

 窓の外を見ながら、楽しそうにそう語った。

「雪になれたら、毎年冬になったらここに帰ってこれるもん」
「うん」
「空から降る雪が全部私なの。どこにだって行きたい所にいけるよ。それって素敵じゃない?」
「うん」
「雪人くんにも会いにくるよ」

 真白ちゃんの瞳から一滴、頬を伝った。

「だから――」

248 :216:2007/08/10(金) 17:12:04.71 ID:HLkbdZPX
 それから僕たちはなにも話さず、ただじっと窓の外を眺めていた。
 日が落ちて、あたりが暗くなって、街灯がともって、そんな景色の移り変わりをじっと見ていた。
 話したいことはいっぱいあった。
 でも普通に話せる自信がなくて、口を開くことができなかった。
 真白ちゃんもそうだったのかもしれない。
 ただただ、時間だけが過ぎていった。
 その時間が無意味だったのか、ちゃんと意味があったのか、わからない。
 でも真白ちゃんといる一分一秒を、僕は大事にしたかった。
 そのまましばらくして、真白ちゃんが目をこすりだした。

「眠くなってきた」

 それは、二人の時間が終わる合図だった。

「これ……」

 真白ちゃんが毛布から左手を出した。

「返さなくていいよね?」

 薬指に、僕があげた指輪がはめられていた。

「うん」

 僕が頷くと、真白ちゃんは本当にうれしそうに笑ってくれた。

「おやすみなさい」
「おやすみ」


249 :216:2007/08/10(金) 17:13:12.40 ID:HLkbdZPX
 目を閉じると、真白ちゃんはすぐに寝息をたてはじめた。
 安らかな寝顔だった。
 あとどれだけ時間があるんだろう。
 このままゆっくりと真白ちゃんの体が薄くなって、消えていくんだろうか。
 それとも急にマジックみたいにいなくなってしまうんだろうか。
 そんなことを考えただけで気持ち悪くなって、気が狂いそうだった。
 だから僕は、考えることをやめた。
 何も考えずじっと、真白ちゃんを見ていた。
 物音がして振り返ると、病室の入り口に真白ちゃんのお父さんとお母さんが立っていた。
 静かに病室に入ってきて、僕の隣の椅子に腰かけた。

「真白は眠ってしまったか」

 腰を浮かせて、娘の顔を覗きこむ。

「結局、何もしてあげられなかったな」

 真白ちゃんのお母さんが、声を押し殺して泣きだした。
 最後の時間を僕が独占してしまったことに、いまさら罪悪感を覚えた。

「治してあげたかったんだけどね。本当は私ではどうにもできないとすぐに気付いたんだ」

 真白ちゃんのお父さんが、ぽつりぽつりと喋り始めた。

「でもどうしても諦めきれなくてね。真白をこんな狭い部屋に押し込めて、毎日検査ばかりしてね。退屈だったろう。他にしたいこともあっただろう」

 真白ちゃんの頭を優しく撫でた。

「ずっと側にいてあげられることもできず……私は父親失格だ」

 眼鏡を上げて、こぼれ落ちそうな涙を拭いた。

250 :216:2007/08/10(金) 17:14:28.91 ID:HLkbdZPX
「雪人くん」

 真白ちゃんのお父さんが僕の名を呼んだ。

「真白はね。君のことが好きだったんだろう。楽しそうに君の話をしていたよ」

 そして、僕に深々と頭を下げた。

「娘の側にずっといてくれて、ありがとう」

 お父さんの肩は、小刻みに震えていた。
 お母さんも堰を切ったように、声をあげて泣き出した。
 ありがとう?
 僕が真白ちゃんに何をしてあげたんだろう。
 一緒に雪だるまを作った。
 雪合戦をした。
 結婚式をあげた。
 キスをした。
 喧嘩をした。
 指輪をあげた。
 それが何だっていうんだ。
 特別なことはなにもしてない。
 今だって、こうやって側にいることしか僕にはできない。
 今、僕にできることがなにかあるだろうか。
 家族でいるべき時間を奪ってしまった。
 だからせめて、一緒にいる以外になにかできることは、ないだろうか。

「雪人くん?」

 無意識に、立ち上がっていた。
 ああそうだ。
 一つだけ、あった。
 真白ちゃんにたった一つ、今の僕ができること。

「僕、出かけてきます」
「しかし……」
「どうしても、真白ちゃんにしてあげたいことがあるんです」
「雪人くん!」

251 :216:2007/08/10(金) 17:15:56.96 ID:HLkbdZPX
 お父さんの制止も聞かず、僕は病室から飛び出した。
 階段を飛び降りて、廊下を駆け抜けて、病院を出た。
 走った。
 がむしゃらに走った。
 真白ちゃんが消えてしまうその際にあえなくても、どうしてもしてあげたかった。
 息が切れた。
 心臓が破裂しそうだった。
 それでも構わず走った。
 何度も登った坂道。
 凍りかけた雪に足を滑らせて、僕は数メートル転げ落ちた。
 体中に痛みが走った。
 でも、構うもんか。
 彼女が好きだったあの場所へ。
 息を切らして、肩を上下させながら、僕はたどり着いた。
 手の平から血が出ていた。
 その手で僕は、鎖を勢い良く引っ張った。
 大きな鐘の音が、夜の町に響き渡った。
 何度も何度も鎖を引いて、僕は鐘の音を鳴らし続けた。
 届け。
 届け。
 届け!
 一心不乱に僕は鐘を鳴らした。
 彼女が好きだといった鐘の音。
 僕らの誓いの鐘の音。
 聞かせてあげたかった。
 最後に、聞かせてあげたかったんだ。
 どうしても聞かせてあげたかったんだ。
 何度も何度も鎖を引っ張っているうちに、ずるりと手が抜けて僕は雪の上にうつぶせに倒れこんだ。

252 :216:2007/08/10(金) 17:17:11.00 ID:HLkbdZPX
「聞こえたかな……聞こえたかなぁ」

 倒れた僕の手の甲に、ふわりと真っ白な雪が舞い降りて、とけた。

 ――私は雪になりたいな。

 ――雪人くんにも会いにくるよ。
 
 だから――

 ――そんな顔しないで?

「無理だよ……そんなの……」

 真白ちゃんと一緒にいた、五日間。
 たった五日間。
 友達すら作れないような、短い時間だった。

「……だったんだ……」

 僕は真白ちゃんのことをほとんどしらない。
 真白ちゃんにも僕のすべてを見せてない。
 二人がどういう関係だったかなんて聞かれても、僕には答えられない。
 お互いの関係を深めるには、あまりにも短すぎる時間だった。
 でもそれでも、それでも……

「好きだったんだ!」

 空からふわふわと舞う柔らかい雪が、泣きじゃくる僕の体を優しくつ包み込んでいった。

253 :216:2007/08/10(金) 17:24:52.92 ID:HLkbdZPX
どうみてもPSUである必要性がありませんがこれで終わりです
最初はこの後にエピローグを書くつもりだったんですが
このまま終わらせることにしました
あまり長くなりすぎてはいけない、と色々はしょったので
いまいち感情移入できなくなってしまったことは反省(;´Д`)

何日か前に述べましたが、
もしある程度の評価をうけることができたのなら、
PSU要素を省いて全面的に書き直し、有志でも募って積極的に動いてみようかな、なんて思ってます
賛否両論、色々な感想をいただけたら幸いです

では失礼


254 :名無しオンライン:2007/08/10(金) 19:08:31.30 ID:Wa/NTKxB
>>216さん
 お疲れ様でした。
 個人的な感想ですが、ご本人も仰ってる通りPSUである必要はない、
というかPSUじゃ無いほうがいいと思いますよ。
創作系のスレで発表されたほうがいいのではないでしょうか?
文章自体はとても読みやすくキャラクターにも好感が持てますし…

 ただ、本当に個人的な意見ですが、PSUという要素が薄いというか
「ゲームをやっていない人間にも感染する病気」の様な扱いなのが引っかかって
却って純粋な気持ちで読めなかった、というのが正直な感想です。
 画面で見ている「自分のキャラ」になってしまうというテーマがスレにあって
自分もその展開を期待して観ているから、なんですけどね…

 「自分のキャラになってしまう」というハプニングに巻き込まれながらも
それなりに愛着のある自キャラに成り代わっているという状況を、悩んだり楽しんだり
そんな過程を見たかったような気がします。

255 :216:2007/08/10(金) 20:21:02.39 ID:HLkbdZPX
>>254

感想ありがとうございます
ここしか発表の場を知らなかったというのもありますが
ちょうどテーマが前回書いたものと似通っていたため
軽い気持ちでここに書いていました
今読み直してみれば、確かに関連性が薄すすぎたな
と反省しております
自分のキャラに変わっているという描写を入れ忘れたのも
関係性をさらに希薄にしてしまう失敗でした

趣旨に合わない独りよがりの作品であったことを今更ながらお詫びします

256 :名無しオンライン:2007/08/11(土) 23:25:28.77 ID:uVe9rDLl
でもPSUで無ければ、俺がこの話を読むことは無かったと思う

それはそうと、そこで終わりってのは生殺し状態でワッフルワッフルワッフr

257 :名無しオンライン:2007/08/11(土) 23:33:03.77 ID:uVe9rDLl
F5   F5   F5   
  F5   F5   F5
┐  ∧,∧  F5
| (   )    F5
 ̄ ⊂/ ̄ ̄7 F5

だれか エピローグ たのむ

258 :名無しオンライン:2007/08/12(日) 06:18:03.24 ID:qAoQ+e0r
>216
前作も好きだったけど、このスレ的にはPSU要素を増量してくれればもっと嬉しいな。
先がすごい気になるのでwktk感がある。

オリジナルがどういう構想だったのか分からないので、そっちの方のコメントは迂闊に
できないなぁ。すまない。

259 :名無しオンライン:2007/08/17(金) 07:03:41.25 ID:NCmBLAQO


260 :名無しオンライン:2007/08/17(金) 18:15:58.93 ID:N9NFEQEW
久々に来てみたら、涙腺を決壊させるSSが…
GJ、暑さで荒んだ心が洗われたよ。
まぁ俺はハッピーエンド至上主義なんで、少し得心がいかなかったりするけどなw

あと、なんとなく尻切れトンボ感がある。
最近の漫画や小説の、ジャンル別に画一化された終わり方がそう思わせるのかも知れんが。
そこだけちょっと消化不良かなぁ?
繰り返すが、内容は良かった。確かにPSUとは関係ないけどw

261 :名無しオンライン:2007/08/20(月) 11:18:03.54 ID:+vITMOk0
保守

262 :名無しオンライン:2007/08/25(土) 14:18:07.88 ID:RciLHRA0
保守

263 :名無しオンライン:2007/08/27(月) 21:28:03.69 ID:xSj4XzGC
保守

264 :名無しオンライン:2007/08/28(火) 12:36:14.01 ID:3gyYaSft
5日氏の文の書き方を少しパk・・参考にさせてもらい、久々の保守投下。
自分自身、かなり前にPSUを辞めちゃってるわけですが、何という保守的なスレ。
イルミナスで復活するだろうか・・・。

 朝起きたら、草原が一面に広がっていた。否、これは夢だ。
 心地の良い風、雰囲気。なんと良い夢だろうか。
 夢であるから、そういった感覚は擬似的なものに過ぎないのだろうが。
 草の上に仰向けに寝転がり、空を見つめた。
 ここなら、気持ち良く眠れそうだ。
 夢の中で更に眠る、という夢を見るのも悪くない。

 地面から少しずつ、響く音が聞こえてきた。
 上体だけを起こし、耳を澄ませてみる。
 それは、少しずつ大きくなってきた。そして。
「ん、あれは」
 ピンク色の豚のような生き物が突進してくる。
 不細工な顔だが、本物の豚よりも大きいだろう。
 たまに見るPSUの夢か。何となく、そう思った。
 コルトバという、PSUでは元家畜の敵キャラクター。
 どう見ても、こちらに向かって突進してきている。
 しかし、俺は特に慌てるでもなく、優雅にそれを見つめていた。
 どうせ夢の中だ。あれに吹っ飛ばされたら、その衝撃で目が覚めるだろうか。
 そんな呑気な事を考えながら、必死に突進してくるコルトバを微笑んで見つめる。

 そして、案の定吹っ飛ばされた。綺麗に宙に舞い上がり、一瞬気持ちいいと感じられ─
 草の地面に叩きつけられた。
「いてえ!」
 目が覚めない。それどころか身体に痛みが走った。
 とんでもない夢だ。痛みまでも擬似的に・・・。
 コルトバが、再度こちらに向かって突進してきている。
「やばいかもー!」
 夢とはいえ、痛いのは嫌だ。目が覚めるまで、適当に逃げ回る事に決めた。
 ・・・本当に夢なのだろうか。

続かない。

265 :名無しオンライン:2007/08/28(火) 14:06:04.81 ID:15SvUsSD
>>264
つ、続いてくれよ〜!!いい導入なのだぜ?
思わず自キャラで想像してしまったので投下しとく、横槍失礼


 鼻息荒く俺を追い掛け回すコルトバから逃げ回っている俺は
 ふと自分の姿の変化に気付いた。

 目に入るのは機械的な指先。
 聞こえてくるのはがしょんがしょんという、やかましい足音。
 肩の辺りを見回せば、どういった理屈でかは判らないが
 俺を守るように羽のような物体が宙に浮いて身体を覆っている。

 …それにしても何て色だ。白、黄色、そして目の覚めるようなコバルトブルー。
 何処の特撮ヒーローかモビルスーツだ。どんだけヒーロー願望あんだよ!
 誰だよこんなド派手な色のキャストを造ったの!!…俺俺、俺だよ俺…

 ん?

 俺の…

 俺のキャスト…なの、か?!

 唐突に理解した途端、頭の中は真っ白になった。
 思考回路が止まったついでに俺の足も止まっていたようで、
 俺は背後から猛ダッシュで突っ込んできたコルトバに
 またも景気良く跳ね飛ばされるハメになった。…空が、青い…な…

「…痛って!!!」

 痛い、痛いぞこのピンク野郎。
 それにしても、二回もど突かれたらいい加減
 目が覚めてくれてもいいんじゃないのか?
 コルトバははまだまだ俺をどつき足りないらしく
 こちらに方向転換して地面を蹴っている。
 草と土が舞い上がり、奴の突進が始まった。

 …冗談じゃない。
 もういい、目が覚めないならど突かれ損だ。
 立ち上がり、俺は初めて奴の正面に向き直る。

 首の後ろ辺りに手をやると、眼前に広がる鮮やかなインターフェイス。
 ナノトランサー。俺はこれが何か、どう使えばいいのか知っている。

 自分の持ち物の中から、愛用のダガーの名前を探してセレクトすると
 その瞬間に右手に転送されて来た。便利なもんだ。

 初めて触る筈なのに、やけに手に馴染んだ蒼い刃を振りかざして
 俺は駆け出した。


文章なんか書いた事ないのに衝動でやってしまったスマン…

266 :名無しオンライン:2007/08/28(火) 21:34:11.03 ID:lfxdCbUU
5日氏の物語といい
PSUのクローズドβのフラッシュといいコキアのありがとうがはまるな…
ワガママかもしれんがもしまだみてるならマルチエピローグとか書いてくれないだろうか…
このまま切なくおわるVerとハッピーエンド(熱望)Verで!
不本意かもしれないが良作なだけにもやもやがのこるよ…

267 :名無しオンライン:2007/08/29(水) 02:08:14.10 ID:sJdMPbv2
保留

268 :名無しオンライン:2007/08/29(水) 19:36:04.16 ID:26X8l5Kq
>>265
いいじゃないか!勢いで続きも書くべし!

269 :名無しオンライン:2007/09/01(土) 14:20:50.91 ID:gPfnvAG3



270 :名無しオンライン:2007/09/02(日) 14:32:36.19 ID:u3R6ItKN
しゅ

271 :名無しオンライン:2007/09/05(水) 22:55:37.47 ID:phSywjzZ
はーい、私は沼子FTのピュア・ホワイト!
ある朝、目が覚めたとき、コロニーのマイルームにいたの。
ま、転生ってヤツ?

ここ、グラール星系ではメセタがすべて。
コルトバジュースもセレブケーキも服だって武器だって、
メセタがなければ手に入らない。
それで私もお決まりのガーディアンズ入隊ってわけ。

ガーディアンズはミッションでメセタを稼ぐんだけど、
沼子の私は超ラッキー!
補助・回復・弱体に、範囲攻撃、長弓で状態異常。
ソロでもパーティーでもまかせなさい!

グラールでできた始めての友達なんて、
劣等種だから、何をやっても2流、3流。
パーティーのお呼びもかからなくて、カワイソー。
じゃあ、また稼ぎに行きますか!

272 :名無しオンライン:2007/09/05(水) 22:56:15.75 ID:phSywjzZ
はーい、私は沼子FTのピュア・ホワイト!

私のマイルームには、カジノでゲットしたベルが並んでいるの。
もちろん全色コンプよ。
このベルを鳴らしてからミッションに出ると、
稼ぎがいいんだなー!

劣等種のフレはガチャマシーンを置いて、
景品サギで稼いだりしてるけど、
そんな事しなくても、私は周回ハムハムで稼ぎまくりよ!
さあ、今日も一丁行きますか!

グルグル周回してると、自分がどこから来たのかも
どんどん忘れちゃう感じ。
なにしろ最近のミッション報酬、ウマウマだからねー!
変な事考えてる暇があったら、周回しないと損、損!

じゃあ、いってきまーす!

273 :名無しオンライン:2007/09/05(水) 22:57:07.00 ID:phSywjzZ
はーい、私は沼子FTのピュア・ホワイト!

今日からいよいよ、電撃カップがスタート。
今週だけの高報酬ミッションで、ウマウマ!!
ラスカルからのお誘いを軽く無視して、いざ、ソロへ!

電撃ミッションのエリア3で、
デルセバン×1が出る事があるんだけど、
そいつが、なぜか「ワイタヨ!」をしないの。
出現と同時に私の左手めがけて突進してくるの。

コワイヨー!
ま、走り出すと同時にディーガで瞬殺だけどね。
それにしても、電撃カップ、ウメー!

さーて、また周回しますか!

274 :名無しオンライン:2007/09/05(水) 22:58:27.12 ID:phSywjzZ
はーい、私はFTのピュア・ホワイト!
ニューデイズ出身のロリ沼子!

今日も元気に電撃ミッションを、ハムハム!
期間限定だから、がんばらないとねー!
そうそう、例のエリア3のデルセバン、
フレの箱fGに聞いたら、ちゃんと「ワイタヨ!」するって。

なにこれ。レアアイテムの抽選かな?!
うひょー!こいつは楽しみだ!

と、思ったら例のデルセバン、今日は突進してこないの。
ワイタヨもせず、地面を掘ってるだけ。
ラプチャじゃないんだからさー、地下になんて逃げれないっつーの!

バータで瞬殺して、さあ周回、周回!
ほんとに電撃ミッションの報酬は、ウマいなー!

275 :名無しオンライン:2007/09/05(水) 23:01:35.57 ID:phSywjzZ
はーい、私は沼子FTのピュア・ホワイト!

今日はとうとう電撃カップの最終日。
なんとしてもS2杖ドロップを狙うぞ!

が、エリア3に入ったところで、ラスカルからメール。
ウザー。
幸い、湧いたのは例のデルセバン。
こいつは地面いじくってるだけだから、
その間に、メールに適当にお返事しとこ。

さあ、続き続き!
地面をいじくってたデルセバンを一蹴して
落としたメセタを拾おうとしたとき、
地面になにかを見付けた。

なんか字が書いてある。
私の故郷のニューデイズの文字とは違う。
なつかしい文字。

これは…地球の…文字?!

276 :名無しオンライン:2007/09/05(水) 23:03:10.55 ID:phSywjzZ
「真白」

間違いない!
あのデルセバンは地面に字を書いていたんだ…
真白…忘れていた私の名前…
そういえば、あのデルセバン、私の左手に向かって…

私はミッションを放棄して、すぐ次の周回を始める。

――まさか、まさか、まさかまさか

でも、エリア3のデルセバンが出ない。
出ない。放棄。
出ない。放棄。
出ない。放棄。

そんなにレアなマップでもないのに、
こんな時に限って、出ない!

もう時間がないのに!
フォトンチャージの時間がもどかしい。
出ない。放棄。
出ない。放棄。

23時55分。たぶんこれが最後のチャンス。

出た!デルセバン!
地面に字を書こうとする姿に私は飛びついた。

「雪人くん!!」

2人で抱きあったその瞬間、残酷なメッセージが流れた。

「ハーイ、グラールチャンネル5のハルでーっす!
 ガーディアンズの皆さんは、レアアイテム、ゲットできたかなー?
 電撃カップは、ただいまをもって、終了でーっす!
 まだミッション中の人は、強制放棄でーっす。ごめんねーっ。
 じゃあ、バイバーイ!」

277 :名無しオンライン:2007/09/05(水) 23:04:05.24 ID:phSywjzZ
私は地球人の真白。

今日もまた、周回に出かける。
連絡通路突破、プラント奪還、暗黒の衛星、SEEDの胎動…

左手には、雪人くんからもらった指輪。
たった一つの、私と地球の絆。

ミッションに出発する前に、いつものようにベルを鳴らす。

――雪人くん、あの鐘の音、聞こえたよ

奇跡を信じて、私は周回を続ける…

278 :名無しオンライン:2007/09/06(木) 01:01:03.03 ID:qOOtUxYH
最初はなんだこのウザイ池沼子はって思ったけど最後まで読んでなんか…

GJ

279 :名無しオンライン:2007/09/07(金) 11:33:19.17 ID:llud0Kz0
あまりにも強引な流れに笑った


280 :名無しオンライン:2007/09/12(水) 17:07:37.24 ID:ABeDl1z2
ほす

281 :たたかうビス子1:2007/09/14(金) 23:17:12.09 ID:Dx6eyV2X
朝起きたら、愛用のタオルケットがどこかへいってしまっていた。
メガネがなくてぼやけた視界に、ベッドサイドのライトがはいる。
タオルケット、どこにいったんだろ?

「……さま、起きてください」
だれか、私を呼んだ?だれ?私一人暮らしなんだけど……
視界に入る髪は、火のように赤い。そんなに赤く染めた覚え、ないんだけどな。
「ご主人様!起きてください、グラール標準時の朝、起床の時間です」

びっくりして声がした方をみると、黄色いメタルバードのような影が浮いていた。
この……どう考えても羽ばたきじゃなくて反重力で浮いてる塊は、私のパシリ?
なんで?どうして!?
無意識に耳に手をやると、ピアスを開けた人間の耳じゃない。毛が生えて長くのびた、ゲームにでてくるビーストのような耳だった。
もう大慌てで枕元のメガネを掴み、鏡のあるドレッシングルームに駆け込む。

……うそぉ。私、一体、どうしちゃったの!?
特徴的な鼻に、青い瞳。それから、白い独特な上着と、赤いニーソ、白いブーツは脇においてある。服の上には淡い紫に光るシールドライン。
袖をまくりあげれば、白い肌にはブラストバッチ。
これは完璧に、ゲームの中で自分で設定したマイ

282 :名無しオンライン:2007/09/14(金) 23:19:43.50 ID:Dx6eyV2X
キャラ。
体格はリアルな自分に合わせたから、そこまで違和感とかはないんだけど……
私は、ネットゲームの中に入り込んでしまったみたい。


********

寝起きはあんまりよくない方だから、といってしまえばそれまでなんだけど。
ちょっぴりイライラしつつ、それでもマイルームを隅から隅まで見て回る。機能的ではあるけども、おしゃれさは明らかに足りてないのよね。
そんなときに邪魔なパシリは、2歳の時の弟みたいに、私のうしろをふわふわと付いてくる。
……ってあんた、いつもはビジフォンの脇が定位置でしょうが。なんでついてくるのよ。
「それはその、ご主人様、短気だし。そんなに怒らないでください……あ、二日前にビジフォンがなってました」
え、ビジフォン?
パシリをのけてビジフォンをみる。
ああ、破格って噂の記念ミッション、やってるのね。行ってみるわ。

「いってらっしゃいませ、お帰りをお待ちしてます……」

283 :たたかうビス子3:2007/09/14(金) 23:22:45.42 ID:Dx6eyV2X
ナノトランサーの荷物を改める。
ファルシオンにダガ・サバッバ、強化済みレイラトルとマッガ・ガト、ムクルッティにダブセ、あとディメイトにアンチメイトにゴーグル……うん。準備ok。
パートナーカードもチェックしてみる。10枚以上あるものの、全部真っ暗。
仕方ないわね……私みたいに入り込んでしまった人はいないみたいね。
私がこうしている間にも、彼らは彼らで、多分リアルで頑張ってるんだと思う。
さあ、がっつり稼ぎにいくわよ〜〜

本部に入ると、格好も種族もバラバラなグループが密集していた。
見覚えはあるような、ないような……
声をかける気分にもなれないので、一直線にミーナのカウンターへ。
カウンターで受付をして、ホループのところへ行けばいいのかしらね。

********


284 :たたかうビス子4:2007/09/14(金) 23:25:32.89 ID:Dx6eyV2X
ミッションシミュレーション、5周してみた感じでは、モトゥブコースが気に入ったかしら。
ハナビゲットしたし、ちょうどダブセが闇属性だったりするし、ディマゴラスは背中に回り込んで羽を撃ち抜けば墜ちてくるし。
快適、快適♪
一回だけDF出てきてメテオに殺されたけど、まぁそれは報酬に免じて良いことにするわね。

「ご主人様、ワタシ、食べ過ぎ?」

ああはいはい、あんたはいつも通りあと12時間しなきゃ食べられないと。
てか、いい加減私の後を可愛かった頃の弟みたいについて回らないでくれないかしら!?私いまの弟嫌いなのよ!
「ご主人様、そんなに火のように怒らないで下さい。ワタシもあと少しで次のレベルに上がりますから……
ご主人様も、ようやくレベル50ですね。おめでとうございます」

“ようやく”は余計なのよ。でも、まあ、ありがとうと言っておくわね。マッガ・ガトはあんたが生産したものだし、ね。
「レベル50ともなれば、もう上級者ですよね。今まで挑戦なされなかったミッションにも、挑戦されてはいかがですか?」
そうねえ、そろそろ他のアイテムが欲しいかなと思ってたとこなのよね。
いいわ、行ってみようじゃないの。

285 :たたかうビス子5:2007/09/14(金) 23:28:10.46 ID:Dx6eyV2X
さて、そうは言ったものの……どこに行こうかしら。

モトゥブはもう、ミッションシミュレーションでお腹いっぱいだし、ニューデイズは行く気ないし……行くならウォーテクターのライセンス取らないと。
どうもあの気候風土や敵は性に合わないのよね。面倒くさいったら。
消去法で考えると、パルムもミッションシミュレーションで美味しいとこどりしてるから、HIVEに決めときましょう。
宇宙船ドッグ前でNPCを呼び出す。
呼び出せるってことは、やっぱり私がセガだかイサオだかのサーバーサービスの中に取り込まれてるのよね?
いつもだったら、そろそろ目も指先も疲れてくるから、休憩するんだけど。ビーストは肉体労働向けに生み出されただけあって、全然疲れを感じない。
ミッションシミュレーションは敵が強くなかったのもあるけど、普段は疲れ具合で時間を計ってるからね。時間感覚がおかしくなりそうよ。

ま、いっか。さあレオさん行きましょう。

********


286 :たたかうビス子6:2007/09/14(金) 23:31:53.17 ID:Dx6eyV2X
せっかく光属性のボーンダンス持ってきたのに、役に立たないわね。やっぱり属性微妙じゃ無理ないか。
ライジングヒットのレベル上げには良いけど、さしものレイラトルにだってPPの限界はある。フォトンチャージャーが尽きたら帰らないと……
そんなことをのほほんと考えてた私は甘かったみたい。

ヴァンスを倒すのに手間取りながらも、じわじわと奥に進んでた私たち。
スターアトマイザとムーンアトマイザがあっさり尽きて(まぁ拾いものだし)、レオさん死亡にジャスナガンが2体。
私のパレットにセットした光のムクルッティとレイラトルはPP切れで大ピンチ!
……ふっ。まだよ!まだ奥の手は残っていてよ!
ビーストでレベル20を越えれば使える(ブラストバッチを付けてからね)、ナノブラスト。
変身中はアイテムが使えないのでディメイトでまず7割まで回復。ここまでけずられる攻撃は来ないわ。
残り3割はリストレイトに任せて、ブラストバッチに集中する。『……さあ、行きますわよ!!』
光の粒子が舞い散って、小柄な女の子の体が猫属を思わせる長身に変わる。
湧き上がる力と青いオーラとをともに、私は拳を振り上げる。
広範囲攻撃と打ち上げ系攻撃を使いわけ、目の前にいたジャスナガン1体をほふった。
と、目の前にわらわらとセンディランが現れた。ああもう、邪魔よザコ共。
ひとまとめに弾き飛ばす私の後ろから、闇のテクニックが襲いかかってくる。
ダム・メギドだと考えた私を裏切るように、全身の力が抜けて、小柄な体は投げ出された。

287 :たたかうビス子7:2007/09/14(金) 23:38:29.76 ID:Dx6eyV2X
闇のテクニックは、メギド、ラ・メギド、ダム・メギドが攻撃テクニック。
それぞれ闇を模した黒い光球を飛ばすのだけれど。メギドにだけ、即死効果が時々つく。
ちぇ、こんな時に即死がはいるなんて、ついてないわ。
あいにくといま、スケドの用意はないのだ。
死亡ということで、真っ赤に染まった視界の隅から、ジャスナガンが現れる。
ここで死体をやってても仕方ない、体制を立て直してもう一回チャレンジするわよ。
カウンターに戻るを選択しようとして、選択が出てこない事に気がついた。どういうこと!?
ジャスナガンはこちらにじらすような速さでにじり寄ってくる。

まさか……私はここで、本当に死ぬの?訳もわからずネットに取り込まれて、こんな所で……
まだ死ぬのは、いやだ。誰か、助けて。


サッ。
「おはよ〜〜火織、ひさ〜」
“今はとある名無し”というキャラが、パーティーに乱入してきた。真っ暗になってた、パートナーカードの中の一人である。
名無しさん、どうしてここに?
「元気?っつか死んどるwww」
駆けつけたキャスト男性が、私にコスモアトマイザーを使ってくれた。


「助かりました、ありがとう!」
「(^^)〜〜PP補給してさきにすすむ

288 :たたかうビス子8:2007/09/14(金) 23:45:31.73 ID:Dx6eyV2X
すすむ?」
「はいな!」
ナノブラストはしばらく使えないけど、大丈夫、仲間がいれば先に進める。

********

一瞬、目の前が暗くなる。
華やかなファンファーレと対照的に、消えていくキャリガイン。
画面の中のあちこちに、アイテムの詰まった箱が現れた。
安堵で前のめりになり、コントローラーを取り落として我にかえる。
あら?なんだか違和感。
私、リアルに戻ってこれた?
「おつかれ〜(^^)」
惚けていたら、チャットログが浮かんで消えていた。
「おつかれさま〜。久しぶりね名無しさん」
「あんまり会わなかったね。インはしてたけど……火織はこの時間あまりいないよね?」
「そうね、普段は長時間プレイしないから……」
目をやると、デジタル時計に“9月10日 月曜日 AM6:52”と表示されている。
……はて。
「平日朝遊べるなら、今後はもちっと会えるね〜一緒に遊ぼうぜぃ」

って、家を出なきゃいけない時間よ!今日の仕事のために!!
「ごめん、これから仕事なんで落ちます!忘れてた!!」
「ちょwwおつかれ〜www」

きゃー寝てないご飯食べてない着替えてない〜〜!

辛うじて遅刻を免れて、寝不足をおして仕事を片付けた私は、帰宅早々始めたPSUプレイ中に寝落ち。
また起きたらゲームの中なんてこと、無いわよね??


END

289 :名無しオンライン:2007/09/14(金) 23:47:02.76 ID:Dx6eyV2X
変な所でレス番号変わって申し訳ない。
ブラウザーの絡みなんで調整できんかった。

290 :名無しオンライン:2007/09/18(火) 23:32:28.42 ID:S5uuJ7O/
投下乙

でもどっかのラノベみたいだ。

291 :名無しオンライン:2007/09/27(木) 01:57:39.21 ID:mC8FskhG
ほす

231 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.02 2018/11/22 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)